3歳になって「今年も元気に楽しく過ごしたいです」と宣言したばかりの日本スピッツちぃ。ですが……早速、結膜炎になってしまって初めてのエリザベスカラーを付けることになりました(笑)。
右目(向かって左)が腫れて小さくなっております。
動物病院で付けられるエリザベスカラーの多くは写真の硬いタイプですが、実はソフトタイプのエリザベスカラーもあります。
今回は、ちぃ。が買ったハードとソフトのエリザベスカラーを1週間使ってみて、それぞれの良し悪しをお伝えします。
そもそも、なぜエリザベスカラーを付けるのか?
今回は、目の炎症で痒みがありました。
痒くて前足や後ろ足で目の周りを掻いてしまうのですが、目に傷をつけると角膜炎になる可能性もあります。
角膜炎になると更に治療に時間がかかるので、足で目を掻かせないために大きなカラーをつけることになりました。
エリザベスカラーは、よく避妊手術や去勢手術などの術後も付けますね。
これも傷を触らないようにするためです。
ただ、エリザベスカラーを付けると犬にストレスがかかるので嫌がる方もおります。
避妊・去勢手術であれば術後服という選択肢もあります。
目の痒みの場合は他の選択肢がなかったようで、内服液と目薬とエリザベスカラーになりました。
エリザベスカラー(ハードタイプ)
目が赤くなり目やにが出て腫れてきて慌てて獣医さんに診てもらった結果、結膜炎でエリカラ生活になったちぃ。。
下敷きのような素材にガムテープ留めのハードタイプを病院で付けました。
値段は1,400円(Lサイズ)。ちょっと高めだなと率直に感じました。
でも、これがあることで足で顔を掻かずに済みました。
ただ、パラボラアンテナみたいだしガムテープの見栄えが良くないのがママは一番マイナスなポイントでした(苦笑)。
半透明の素材だったのでカラーを付けているもののうっすら周りも視界には入ると思います。
音の聞こえ具合は普段どおりにはいかないのですが、案外ちぃ。は平気でした。
「頭が良くてセンシティブな日本スピッツはお腹ゆるくなったり嫌がる子もいる」と聞いていたので、繊細なちぃ。もそうなるかと思いきや、付けた翌日からお散歩も普段通りできるし嫌がらないし体調も崩すことなく過ごせました。
お友達は、「エリカラを付けたらお散歩に行かなくなった」「体調を崩した」と言う子もいたので、その子によって全然ストレス度合いは異なると思います。
ハードタイプの欠点としては、慣れてしまえばほとんどありません。
良い点を上げると、
・何度も簡単に洗える。
・サイズ調整ができる。(ガムテープの場合)
・壊さない限りずっと使える。
というところかと思います。
ちぃ。の場合は、お散歩でブルドーザーのようにガリガリ音を立てながらクン活しました(汗)。
これを見る限りは全然繊細な子じゃないと思った瞬間でした。
土と草をつけ、よだれで汚し、それでも楽しそうに散歩をするちぃ。を見ていると、元気で意外とメンタルタフな子なんだなと。
ただ、目の治療をしているのであまりエリザベスカラー自体を汚してほしくはないのが飼い主の本音でした(苦笑)。
繰り返しますが、元気なことは何よりです……。
エリザベスカラー(ソフトタイプ)
エリザベスカラーを付けるとストレスだという話を聞いていたので、早速パパはネットで負担の少ないエリカラを探していました。
その中でも可愛くて(←ここ重要)ストレスがそこまでかからなそうなものが写真のソフトタイプのエリザベスカラーです。
厚みがあってお花型というよりポン・デ・リング!!
首のところを紐で調節してきつくしたりゆるめたりできます。
このソフトタイプの良い点は、
・枕になるので気持ちよさそうに寝ていることが多い。
・とにかく可愛い。歩く姿も寝る姿も可愛い。←飼い主の主観しかありません
・首元で調整ができる。
というところです。
欠点は、
・厚みと重さは変えられない。
・汚したら丸洗いはできるけど劣化していく。(汚れの拭き取り程度が良さそう)
・ちょっと暑い。ムレて皮膚炎を起こさないように注意。
というところです。
小さめな小型犬・超小型犬には厚みがないキルティング生地のようなソフトタイプもあるので、軽いものがおすすめです。
一緒に寝たくてエリカラをつけたまま寝に来るちぃ。
ソフトタイプは基本的に室内でつけていました。
さすがに外でつけて歩いていたら目立ちますね(笑)。
エリザベスカラー生活を終えて
1週間で結膜炎はおさまり、エリザベスカラー生活は終わりました。
その間は体調を崩すことなく過ごせたことは良かったです。
外の散歩でブルドーザーとかパラボラアンテナと言われることはなくなりました。
室内では枕としてソフトエリカラをとても気に入っているため、それ以降もポンデ犬となっています。
いずれのエリザベスカラーもちぃ。にとっては負担なく使えましたが、その子によって好みやストレス具合は異なってきます。
エリザベスカラーをやむを得ずつけなければいけなくなってしまったら、負担の少ないものをつけてできるだけ快適に生活できるように工夫されてみて下さい。