2020年10月18日(日)に日本スピッツ協会の第127回本部展が開催されました。
春の本部展はコロナの影響で中止になり、秋もどうなるか分からないと言われていたのですが、無事に晴天のもと出陳と見学を含め60頭ほど集まり開催されました。
今回出陳した日本スピッツは20頭ほど。
グランドチャンピオンから初出陳までいろいろな子が揃い、それぞれの部門で審査が行われました。
▼「ドッグショーって何?」という方は、はじめにこちらをお読みください。
日本スピッツ ちぃ。展覧会(ドッグショー)ってなにするの? 日本スピッツ協会の展覧会(本部展)が近づいてきました。(参考:日本スピッツ協会の本部展(2020年秋季展)が開催されるそうです。ちぃ。[…]
初出陳のちぃ。は成犬牝組
ちぃ。(血統書名シンディ)は3歳なので成犬牝組(せいけんめすぐみ)、わかりやすく言うと「大人女子部門」でしょうか😃
若犬と成犬、牡と牝で区別された4グループでそれぞれ審査が行われました。
午前中は「個体審査」。
一頭ずつ台の上に乗せ、歯の噛み合わせ、年齢、骨格、被毛などをチェックしていました。
台上でのチェックが終わると、フィールドに降りて歩行具合を審査。
1頭ずつの審査が終わったら次はグループみんなで一列に並んで立ち姿をチェック。
(審査員がどこをチェックしてるのかがわからない・・・💦 )
「ハンドラー」と呼ばれる犬と一緒に出場する人が札をつけます。
ちぃ。のエントリーナンバーは29番。
ハンドラーはパパです。パパも初めてのハンドラーでした。
『本当に初々しい……』
ちぃ。ママは二人を見守っておりました。(撮影係ともいう)
審査中にカメラ目線のちぃ。
余裕かっ!(笑)
ハンドラーはリードの持ち方とか犬の立たせ方とか、本当はいろいろ様式などがあるんだと思います。
とりあえず言われるがままに立っておりました。
お昼の休憩を挟んで、午後には他のスピッツちゃんとの比較審査。
こんな風に一列に並んで待ちます。(成犬牝組なので全員♀です)
審査発表では「○番○票」と発表され、一定の得票を得た犬がBG(Best Group)を獲得します。
(※BGはチャンピオン犬になるための評価の1つ)
ちぃ。もBGを獲得。
パパとちぃ。は「なんかもらった?」という顔をしていました(笑)
さらにBGを獲得した犬の中から、最終選考に進む1頭(ウィナー犬)を選出。
なんと!ちぃ。がウィナー犬に選ばれました!(驚)
BIS決定とBOS決定の審査
最後はBIS(Best In Show)という一般の部の中でトップの犬を選出する審査です。
最終エントリーは、ちぃ。(シンディ)とノエルくんとララちゃんの3頭。
もう一度、フィールド歩行と立ち姿の審査。
最終投票が行われ、BIS(Best In Show)はララちゃんが、BOS(Best Opposite Sex)はノエルくんが受賞しました。
ちぃ。は3位(というのかな?)となりました。
朝の9時からスタートした展覧会は15時頃に終了。
まさか最終選考まで残るとは想定していなかったので、パパもちぃ。もヘトヘトでした(笑)
BGをいただきました。
今回、BISやBOSには入りませんでしたが、BGをいただきました。
なんと盾もゲット!ありがとうございます✨
スピッツちゃん交流タイム
展覧会が終わったので、お友達との交流タイム。
ほぼ写真撮影となりました(笑)
ちぃ。おつかれ〜〜!
ちぃ。パパもおつかれ〜〜!
余談ですが、日本スピッツ協会の会員になると会報誌が送られてくるので、今回の本部展はおそらく次の会報誌に載るかと思います。
ちぃ。ことシンディが載ったら嬉しいですね。
当日の入会者も何名かいらっしゃったようです。
次回の出陳は頭数がもっと増えるかも知れませんね。
本部展終了後のちぃ。ファミリー
ちぃ。のお祝いと、パパの「焼き肉食べたい〜!ビール飲みたい〜!」の要望を叶えるべく、お台場の焼肉屋「うしすけ」へ。
慌ただしすぎて、朝はおにぎり1個とお茶、お昼はお弁当1個をパパママ2人で分けて食べただけのお腹ペコペコ状態のちぃ。ファミリー。
(むしろママは緊張して日中はそのくらいしか入らなかった…苦笑)
お肉が焼けるのはまだかと催促する目。
ちぃ。は肉食女子です。
この日は80gの「わんぷれーと」をぺろりと平らげお水をごくごく飲んでて速攻で寝てしまいました。
まさか最後まで残ると思っていなかったので、午後までよくがんばりました!
うん、眠いよね。昨日がんばったもんね。
ポンデリング犬になったちぃ。と盾の対比がなんとも…笑。
今回は初めて尽くしでしたが、とても良い経験をさせていただきました。
ドッグショーに参加して新たな世界が見えてきた感じです。
やはり愛玩犬として家庭で愛でているのとは違う価値観があるのだろうなと思います。
最後に
協会の方には「ショーには普段の行動・態度が出る」と教えていただきました。
「普段からすぐに抱っこして助けたりしないで」とも言われました。
騒音の緊張下の中でもしっぽを下げずに歩行できるとか、ドッグショーの観点においては重要なこともあります。
チャンピオン犬にしたいとなると、ただ自宅でかわいがっているだけでは取れない賞なのだろうと思いました。
ちぃ。は幸い、お散歩時に他の犬がいても逃げないし(むしろ積極的に交流しにいきたがる)、怖くて抱っこをせがむこともないし、甘えん坊でもありません。
そういう意味では日本スピッツのスタンダードを決める展覧会で必要な要素を予め持っていたから初出陳ながら取れた賞なのかも知れません。
ハンドラーは初心者でしたしね(苦笑)。
今後も、機会があればいろいろなドッグショーを見て学んでいきたいと思います。
もし、去勢や避妊をされていない日本スピッツを飼っている方がいましたら協会に登録して出陳することができますので、ご興味ある方は日本スピッツ協会へお問い合わせください。
今回は、たくさんの日本スピッツたちと会えて、幸せなちぃ。ファミリーでした。
お声がけくださったみなさま、ありがとうございました!
※情報は随時更新されている可能性があります。
日本スピッツ協会の詳細や正確な情報は、事務局までお問い合わせください。
日本スピッツ ちぃ。応援ありがとうございました! 先日行われました日本スピッツの展覧会(ドッグショー)にて、BG(Best Group)をいただきましたのでご報告いたします。展覧会: 日本スピッ[…]