YouTubeチャンネルを続けて1年とちょっと。
ありがたいことに視聴者さんも増えてきて、最近「どんなカメラで撮影してるんですか?」と聞かれるようになりました。
そこで今回はいつもYouTube動画の撮影に使ってるカメラをご紹介します。
(2020年6月現在)
もくじ
基本はスマホ(iPhone)で撮影
まず一番よく使ってるのがiPhone。
やっぱり手軽なのがよいです。
機材にあんまり凝りすぎると撮影自体が億劫になってしまいますからね。
パパがiPhoneXs、ママがiPhoneXRを使ってます。
最近のiPhoneはカメラが本当に優れてます。スロー撮影やタイムラプスも撮れるし、やろうと思えば4K映像もOKです。
まあ、4Kは容量使うので基本はFullHDで撮影してますが。
設定はこんなかんじ↓
ビデオ:1080p / 30fps
スロー:1080p / 240fps
SNSの写真もiPhoneで撮ることが多いです。
フィルタやポートレートモードを使うとかなりキレイな印象に仕上がります。
↓これもiPhoneでの撮影。
↓撮影の裏側😆
SNSにアップされる素敵な写真の半分は
パパの愛情(必死さ)でできています。#ここカフェのテラス席です#半分はやさしさ#もう半分はかわいさ#日本スピッツ pic.twitter.com/tnIHv6Q9SD— 日本スピッツ ちぃ。 (@chi_spitz) June 11, 2020
iPhoneの良いところ
iPhone撮影の良いところは、やっぱり「手軽さ」ですね。
ポケットからさっと取り出して、顔認証でロック解除してすぐ撮れる。「撮りたい」と思ったタイミングで撮れるのでチャンスを逃しません。
この「手軽さ」というのはすごく大事だと思ってます。
YouTubeって続けることが大事なので、撮影や編集の負担は軽いほうがいいです。楽なのは正義!
あと動画の容量が少なめなのもいいです。
iPhoneの弱点
iPhoneの弱点は「暗いところ」。
我が家は室内が少し暗いようで、iPhoneで室内撮影すると映像が暗い印象になってしまうんです。
人が生活するには暗くないんですが、映像作品としては暗い(光量が足りない)ようです。
夜の屋外撮影にいたっては、ほとんど話になりません。
あと、ちぃ。の目線で走る姿を撮影するのがしんどいです。(ローアングルでの移動撮影)
地面すれすれにiPhoneを構えて腰を屈めて撮影するので、パパの腰が壊れてしまいそうです😅
キレイな映像を撮りたいときはミラーレス一眼
ほとんどの場合はiPhoneで事足りるのですが、YouTubeを続けてるとやっぱりキレイな映像が撮りたくなってきます。
「美しいちぃ。の姿を、美しい映像に収めたい!」
そこで導入したのがミラーレス一眼カメラ。
いろんなYouTuberさんがお高いカメラを使ってるみたいなんですが、いきなり高いカメラ買っても使いこなせないかと思ったので、CANNONのエントリーモデルである「EOS Kiss M」を選びました。
ちぃ。に合わせて白いカラーモデル。
接写で明るくキレイに撮れる単焦点レンズ(いわゆるパンケーキレンズ)と、寄りでも引きでも撮影できるズームレンズがセットになった「ダブルレンズキット」というのがおすすめです。
ちなみにEOS Kissシリーズは、パパがはじめて買った一眼カメラでもあります。(もう20年くらい前)
EOS Kiss M の良いところ
やっぱり画質が綺麗です!圧倒的!
特に単焦点レンズを使うとすごく明るく映るし、絞り(背景をぼやかすこと)を効かせることもできるので美しい映像を撮ることができます。
↓EOS Kiss Mでの撮影例
一眼カメラともなると機能が多くて最初使いこなせないんですが、慣れてくれば綺麗に撮れるようになってきます。
購入直後はあまりキレイに撮れずに「カメラ選び失敗したかな・・・」と思ったんですが、単に使いこなせてないだけでした😅
露出やISO感度を調整できるので、夜の撮影にも耐えます。
↓夜の撮影例。前半がGoPro、0:33あたりからEOS Kiss Mです。
YouTube動画のサムネイルに使う写真もこのカメラで撮ることが多いです。
EOS Kiss M の弱点
弱点は手ブレに弱いこと。
いちおう手ブレ補正機能もあるんですが、正直カメラの揺れについていけていません。ドッグランで走ってる姿を撮影した映像を確認したら、酔いました😓
あとマイクが弱いです。
内蔵マイクが付いていて、思ったより音は拾うんですがノイズ(ホワイトノイズ)がよく入ります。
一番許せないのが、オートフォーカス機能でレンズのフォーカスを合わせるときの機械音が入ってしまうこと。「設計ミスじゃないの!?」と思ったけど、一眼カメラの宿命みたいですね。
(外付けマイクを付けることで解決します。)
取り回しが大変なのも弱点ですね。
iPhoneやGoProに比べると大きいし重いし、撮影設定がめんどくさいし、レンズの交換とか大変です。いろいろ設定している間にシャッターチャンスを逃してしまう😭
映像がキレイなのはいいんですけど、動画の容量が大きいのも地味に弱点ですね。
すぐに1GBを超えてきます。
致命的なのは動画撮影時間が30分までに制限されていること。
30分を超えると自動的に動画撮影が終了されているので気をつけてください。
まぁそんなに長く撮ることほとんどないですけど。
このタイプのカメラは、三脚を使って固定して撮る撮影方法が一番向いてると思います。
あと、あたりまえですけど静止画の撮影は向いてますね。
走る犬を撮りたいならGoPro!
EOS Kiss Mでの移動撮影がダメだったので、「元気に走りまわるちぃ。をキレイに撮りたい」という願いが叶いませんでした。
ミラーレス一眼にジンバル(スタビライザーとも言う。カメラの振動を抑える機材のこと。)を付ける方法も考えたのですが…
なんかゴッツくなりそうだし、使いこなすのが大変そう(一度友達にジンバル借りてみた)なので却下😅
そこで買ったのが「GoPro HERO8 Black」。
これ、買って良かったです。ホントに。
走る姿を撮るのに最適。
↓こんなかんじの映像が撮れます。
GoPro HERO8 Black の良いところ
「アクションカメラ(アクションカム)」と呼ばれるカメラ種だけあって、動きながら撮る映像にはとても強いですね。
意外と発色もキレイだし、画角も大きい(広角で撮れます)し、なにより手ブレ補正がすごい!
犬などの動き回るペットの動画撮影には最適かもしれません。
あと、小さいので取り回しが楽なのもポイント。
専用の自撮り棒があればワンコ目線での迫力のある映像も撮りやすいです。
↓三脚にもなるこの自撮り棒はマストバイ。
GoPro HERO8 Black の弱点
iPhoneほどではないけど、夜撮影には向きません。街頭とか明かりがないとほぼ映らない。
一方で夜景はキレイに撮れたりしますが。
あと、バッテリーの消費が早いです。
1日外出して撮影するとかなら、予備バッテリーの購入が必要だと思います。
比較してみた。
3タイプのカメラを表で比較してみましょう。
【性能での比較】 | iPhone (スマホ) | EOS Kiss M (ミラーレス一眼) | GoPro HERO8 Black (アクションカム) |
画質 | ○ | ◎ | ○ |
動画の容量 | ◎ | × | △ |
録音の質 | ○ | △ | ○ |
電池の持ち | ◎ | ○ | × |
手軽さ | ◎ | × | ○ |
手ブレ | ○ | × | ◎ |
長時間撮影 | ○ | × | ○ |
【用途での比較】 | iPhone (スマホ) | EOS Kiss M (ミラーレス一眼) | GoPro HERO8 Black (アクションカム) |
カメラを固定して動画を撮影 | ○ | ◎ | ○ |
カメラを動かしながら動画を撮影 | ○ | × | ◎ |
静止画(写真)の撮影 | ○ | ◎ | ○ |
こうやって見るとiPhoneのマルチさがすごいですね😅
まとめると
・走ったりお散歩などの動きのある動画を撮りたい → GoPro HERO8
・カメラを固定してキレイな動画を撮りたい → EOS Kiss M
・その他日常を気軽に → iPhone
というのが、ちぃ。ファミリーの使い分けです。
カメラは少しずつ揃えるのが吉
いろいろとYouTube撮影用のカメラをご紹介しましたが、もちろん一気に全部揃える必要はありません。
最初はスマホで手軽に、というのが良いと思います。
そのうちだんだんと「キレイな映像を撮りたい欲」が出てくると思います。
そのときに
「設定でなんとかできないかな?」
「アプリでなんとか加工できないかな?」
「照明を買うのが先かな?」
「三脚や自撮り棒はどうだろう?」
とかいろいろ考えると思うんですけど、それでも新しいカメラが欲しくなったら購入するのが良いと思います。
新しいカメラを使いこなすのもなかなか大変ですしね。
ちぃ。ファミリーでは持っていないので今回は書きませんでしたけど、「ハンディカム」という選択肢もあると思います。
ハンディカムは背景をぼやかしたりはできないと思いますが、運動会などの映像を撮るのにも向いているので、動きの早いペットの撮影にも向いてると思います。
さらに詳しく聞きたいことがあったら、この記事やYouTubeのコメント欄で質問してくださいね。
また記事や動画にしてお答えできるかもしれません😊
パパさんママさん、がんばって!